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太田秀一 『企業を変えるグループウエア』日経BP紹介ページ



◆概略

1995年6月、米IBMによるロータス社買収のニュースが流れる中、 その後のグループウエア導入ブームに先んじて発刊。 かつグループウエアを補完するものとして、 いまで言うOLAP(2)、 ERP(3)にも 独立の章を割り当て、3部構成に。

  1.  「強い社員」を走らすグループウエア
  2.  「強いエグゼクティブ」を作るEIS
  3.  「強連結型ビジネス・プロセス」を動かす大福帳システム=ERP

その後、この3点については、無数の解説本が現れ、かつ企業への導入も急激に進みました。 その意味で本書は、狙い通り、日本企業の情報化のための「基本書」となりました。

いま本書を読み返されますと、95年以降、世の先進企業がやってきたことが、 実によくお分かりいただけると思います。



◆ 売れ行き

1万部を2年で完売しました。お買いあげくださった1万人の皆さま、 ありがとうございました。とくに丸善日本橋本店での売れ行きが 好調でした。

  1. 丸善日本橋店 ベストテン( 9月第4週)
  2. 丸善日本橋店 ベストテン(10月第3週)
  3. 丸善日本橋店 ベストテン(10月第4週)
  4. 丸善日本橋店 ベストテン(11月第2週)
  5. 丸善日本橋店 ベストテン(11月第3週)
  6. 丸善日本橋店 ベストテン(11月第4週)
  7. 丸善日本橋店 ベストテン(12月第1週)
  8. 丸善日本橋店 ベストテン(12月第2週)

あの騒々しかった「Windows95の年」に、丸善日本橋店の 「コンピュータ部門ベストテン」に、「企業向け」の書として 「予算の時期」にランク入りしたのは、本書だけ。しかも「8回」 というのは、当時、類例がありませんでした。

かつ本書は、2,400円で、352頁。しかも各頁50字×21行でしたから、 世の「ベストセラー」の類に換算すれば、700頁分の情報量。もちろん内容的にも、 決して気楽に読み通せる本では、ありませんでした。

丸の内・大手町・日本橋一帯の皆さま、ありがとうざいました。 本書が狙い通り「基本書」となったのも、皆さまのおかげです。


◆ 書評

10本の書評に恵まれました。ここでは3本だけご紹介しますが、 未掲載の分も含め(たとえば日経流通新聞95/9/5、日経マルチメディア95/08)、 各評者の皆さま、まことにありがとうございました。

  1. 『日経コンピュータ』95年7月24日号

    「企業のリエンジニアリングには新しい情報技術の導入が欠かせない」 と言う観点から、グループウエア、経営戦略支援システム、統合型 業務パッケージの概念と利用方法を解説する。

    著者はこの3つの 技術がリエンジニアリングに必要な「強い社員」「強いエグゼク ティブ」「強連結型の基幹ビジネスプロセス」を生み出すと説く。

    50册に及ぶ参考文献から経営者のコメントを引用すると同時に、 独自に取材した各社の事例を紹介しているため、えてしてあり がちな理想論や観念論に走らず、臨場感のある内容になっっている

  2. 『コンピュートピア』95年8月号

    IBMのロータス買収は、コンピュータ業界の大きな話題となった。 その契機になったのはロータスのグループウエア・ソフト「ノーツ」 である。IBMはグループウエア製品を戦略商品と判断した。IBM の成長にとって競争力の高いグループウエアを持つことは欠かせない と考えたわけだ。

    そのグループウエアの「活用」について詳細に述べているのが本書だ。 内容は、製品についての紹介ではない。「強い社員」「強い社員」「 強い情報システム」が本書のキーワード。グループウエアというIT を活用してビジネスプロセス・リエンジニアリングを実践するための 方法論を提示しているわけだ。

    なんといっても内外の先進的な企業を取り上げ、具体的に紹介して いる点が嬉しい。「リエンジニアリングは去ったのか…。答はNOだ」 「むしろ90年代後半こそ、リエンジニアリングは本番期を向かえるこ とになろう」と著者は言う。まったく同感である。

  3. 『日経産業新聞』95年11月10日

    リエンジニアリング革命によって企業は先を争うように非効率になった 業務や組織の立て直しに取り組んだ。大胆にビジネスプロセスを組み 替えることで、コスト削減や工期短縮を目指している。情報技術は リエンジニアリングの重要な構成要素。本書は、情報技術を変える ことで「情報ベース型組織」による未来企業が実現できると説く。

    未来企業は1)強い社員、2)強いエグゼクティブ、3)強い情報システ ムから成り立っている。それら3要素を実現する情報技術( IT)ツール、とくにグループウエアをどのように活用するかを 説明している。電子メールやエグゼクティブ情報システム(EIS) を使いこなすための注意点を、実例を織りまぜながら解説している。

    第一部は、グループウエアの代表格であるロータス社の「ノーツ」。 第2部では強い管理職を作るEISとしてソフトウェア・エージー 社の「コマンダーEIS」、最後は企業を実際に動かすための基幹 情報システムで利用するSAPジャパン社の「R/3」の具体的な 使用方法を取り上げている



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