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太田秀一用語解説 「マッキンゼーの"7S"」

ナレッジ・マネジメントの方法論は、「大項目」 レベルですと、次の4本立てになりますが。。。

    (1) People : スキルある社員、また彼らを吸着する制度・文化

    (2) Process : 彼らがスキルを発掘・加工・配布するプロセス

    (3) Technology: そのプロセスを助ける情報技術

    (4) Content : その結果、蓄積・再利用されるノウハウの宝庫

このうち(1)の「ピープル・マネジメント」を「中項目レベル」に細分すると、 次の7項目のうち、とくに下5つになりそうです。

1.1) Shared Value: 成文化された「企業理念やミッション」
1.2) Strategy: それを実現するための「戦略」。つまり、どの分野、 どのプロセスに予算や人員や Management Attention などの「資源」を「重点配分するか」ということです。
1.3) Structure: その戦略を実行するための「組織」や、組織と組織の関係や、 それら組織が付与または剥奪される「権限」
1.4) Staff: その組織を動かす人々。彼らの「人数・職位・職種」など
1.5) Skill: 彼らの持つべき「能力」や、その「発掘策」や「育成策」など
1.6) System: 彼らをモチベートするための「評価制度・報告制度」など。 その一部が バランスド・スコアカードです
1.7) Style :彼らがとっている「目に見える行動様式」。これが実は「 企業文化」のことです。

この図式を、昔から「マッキンゼーの7S」と呼んでいいます。より詳しくは、 次の解説をご覧ください。

この「7S図式」がコンサル業界の「全体」でなぜ25年間も一種の標準として 使われてきたかと言えば、要は「便利だったから」ですね。

  • 包括的。この手の網羅的なフレームワークが念頭にあれば、 たとえば10年前のCIブームを眼にしても「あ、これは せいぜい 1.1)くらいしか見てないから失敗するな」と瞬時に 分かって、便利です。

  • 論理的。上記のように、1.1)→1.2)→1.3)・・・といった 因果フローに沿って、7つの政策を考えれば、首尾一貫しやすいし、 項目間の矛盾も、発見しやすい。

  • 社会的。有名な図式なので、互いに話が通じやすい。コンサルどうし、 クライアントどうし、コンサルとクライアントの間の会話を スムーズにしてくれる「共通言語」のようなものですね。
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Shuichi Ohta, 太田秀一 ************************************* /

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