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Nov.10, NEC サイトで論説発表         
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皆さん、こんにちは。初めての方、はじめまして。

 発行人の太田です。

  長銀危機、さくら銀行緊急増資、ミサイル飛来、米国株式市場暴落、
と大波乱の週明けでしたが、いかがおすごしでしょうか。

 厳しい環境ですね。たまたま今日は、東証平均株価も一息つきました
が、傾向としては今後、もっと厳しくなると私は思います。では、この
危機を打開するカギは、いったい何でしょうか?


[1] 情報化は「先送り」でなく「前倒し」が肝心。いますぐ効果を

 7年前、バブルが崩壊し、不良債権が大量発生したときは、その処理
を「先送り」する余裕が金融界には、ありました。そして3年前、超円
高が起き、折よくBPR手法が日本に来たときも、その実行を「先送り」
する余裕が産業界にありました。

 しかし、もう一回でも「先送り」したら、今度こそ致命的。

 そもそも環境というのは、放っておけば、良く「なる」どころか、ど
んどん悪くなるのが当然で、だからこそ人為的な努力で良く「する」も
のだと思います。現に、じーっとしていれば何とか「なる」かと思った
ら、ぜんぜんなりませんでした。お気の毒ですが、長銀が好例です。

 情報化にしても同じこと。「先送り」ではなく「前倒し」がキーです。
しかも投資効果の「率」より「実現時期」の方が、ずっと重要になりま
した。
 
 要は、今すぐ役立つことを、今すぐやる。

 これから長期間かけて情報化プランを立て、心ゆくまで部門間ネゴを
繰り返し、あちこちの人々のご機嫌をとって、メンツを立てて、それで
来年2月の常務会でめでたく予算をとって、来年4月から実行し、メリ
ット実現は再来年で、ブレイクイーブンは3年後を考えておりまして云
々。。。なんて気の長い話では、昨今、やっていけなくなりました。


[2]  KMも同じこと。今すぐ動く「具体論」が必要

 ナレッジ・マネジメント(KM)にしても、同じこと。今すぐ役立つ
ことを、今すぐ始めるべきです。

 神秘的な「暗黙知」やら「思い」やら「信念」やらについて、霞を食
ったような「ご議論」をしている余裕は、なくなりました。高名な大学
者の「分かり切った一般論」を聞いているヒマも、もうありません。

 いま必要なのは「各論」です。総論レベルのKMなどは、さっさと卒
業し、われわれは業種別、ビジネスプロセス別のKM各論に移行すべき
なのではないだろうか・・・と思います。やり方さえ間違わなければ、
Eコマースより速効性がありますしね。


[3] 第2版「KMリンク集」は「6大分野」別に60事例を満載

 というわけで本日、皆さまに私は、その判断材料として、KM「具体
論」が満載の、次のページをご提供することにいたしました。

 というわけで本日、皆さまに私は、その判断材料として、KM「具体
論」が満載の、次のページをご提供することにいたしました。

  ・第2版! ナレッジ・マネジメント「実践」リンク
   http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/link/km2.html

これは本年5月に公開した

  ・日本初! ナレッジ・マネジメント「定番」リンク集
   http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/link/km.html

の改訂版ですが、このうち[3]節「個別事例」の所を「大」拡張し、

  ・本当に役立つページ、約200リンクを、

  ・「KM6大用途」別に編成して「各論」へ展開させ、かつ

  ・各リンクには詳しい注記を入れ、ホワイトペーパー並みに「読め
   るリンク集」にしました。

 9割が英文ページですが、内容が専門的な分、かえって語学的には易
しいと思います。分からない単語をお調べになりたいときは、次のペー
ジをどうぞ。

  ・ウエッブ上のウエブスター英英辞典(シャレみたいで恐縮です)
   

この辞典は、かなり役立ちます。中身が次の二本立てになっていて、

  (1) 辞書本体(Dictionary)    :収録語数が多い

  (2) 付属の関連語辞書(Thesaurus) :実に分かりやすい!すごい!

未知の単語をまず(2)で調べ、収録されてなければ、「Dictionary」ボ
タンを押して、(1)を呼び出す、という芸当ができます。すごいですね。


[4]  第2版「KMリンク集」増強部分(中項目レベル)

  上記のように、この第2版リンク集では、[3]節の個別事例のところ
を「大」増強しましたが、その骨子は、次の通り。この6項が、KMで
最も効果の稼げる「ホットスポット=急所」だと思います。
 

  [3.1] 索敵活動      (KM/CI)
     http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/link/km2.html#3.1

  [3.2] 顧客関係マネジメント(KM/CRM)
     http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/link/km2.html#3.2

  [3.3] 顧客サポート    (KM/CS)
     http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/link/km2.html#3.3

  [3.4] 定性的市場調査   (KM/QMR)
     http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/link/km2.html#3.4

  [3.5] 個客マネジメント  (KM/KDD)
     http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/link/km2.html#3.5

  [3.6] 新製品開発     (KM/FFE)
     http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/link/km2.html#3.6

 KMで成果を「あげたい!」と心から思われる方は(検討側も提案側
も)、ぜひ上記の部分を参考にしてみてください。
 

。。。ということで本論は以上で終わり、以下、恒例の近況です。
 

。。。ということで本論は以上で終わり、以下、恒例の近況報告です。
 


[後記1] (9/17,18/98) IBM「e-business」総合フェアでKM講演が

  IBM総合フェアが、9月16日〜18日、幕張メッセでありますが、そ
こでKM講演が、2つ行われます。ちなみに私は、(1)で講演を行い、(
2)では受講者席におります。
 

  (1) KMを実現する次世代情報技術(デモ+事例+将来動向)

  ・9月17日(木曜) 15時〜16時半

  ・幕張プリンスホテル「マリーン」(4F)

  ・骨子

    ・挨拶 (Justsystem ConceptBase概況)   10分
    ・講演 (KMの「98年段階」とは)     30分
    ・デモ (ConceptBase 次バージョン新機能) 20分
          ・文書要約(+ノーツとの連携)
          ・コンセプト主導型サブスクライブ
    ・事例 (+ロードマップ)         20分

  ・申し込み:不要です。当日、やや早めに会場へお越しを
  ・補足
    
    1) 恐縮ですが、もともと当セッションは非公開(一部招待者
      のみ)ですので、受付で「太田のメールを見た」とおっし
      ゃってください。名刺が2枚、必要です。
 
    2) 時間の制約上、ConceptBaseの現バージョンの機能について
      は、ご説明を割愛する、とのこと。恐縮ですが、次のペー
      ジで予習をお願い申しあげます。
     http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/BACK/n019.html#10
           http://www.justsystem.co.jp/cb/information/index_tech.html
           http://www.justsystem.co.jp/cb/information/index_user.html

    3) 同様に、ナレッジ・マネジメント自体についても、基本的
      内容は、割愛いたします。よろしければ次のページを事前
      にご高覧くださいませ。
      http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/BACK/n019.html
 

  (2) 多国籍医薬品会社における知識共有の仕組み作り
   http://www.ibm.co.jp/event/sougou98/pr_c33.html

  ・9月18日(金) 13時〜14時

  ・場所は、よく分かりませんが、幕張メッセ(メイン会場)のどこ
   かです。当日、パンフレットなどでご確認いただけるはず。

  ・内容骨子

    ・上記セッション(1)の技術論と、相補的な内容。

    ・マークアメリカン・ホ−ム・プロダクト傘下のグループ会社
     でKMプロジェクトを推進した本人によるご講演

    ・ちなみに当プロジェクトの課題は、次の2つだったようです

       (2A) 知識共有データベースの構築、
       (2B) その活用に適した企業文化の醸成

     おそらく当講演では、政治論(2B)について面白い話が聞ける
     と思います。上記(1)と併せて受講されれば、完璧かも。

  ・申し込み:

    ・このページで可能。締切=「9月4日」だそうです。
     http://www.ibm.co.jp/event/sougou98/appli.html

  ・補足: 

    1) 当セッションは、IBMの位置づけでは「2つの主題」の
      片翼を成すもの。いよいよ日本でも、KMが前面に出て
      きましたね。
      http://www.ibm.co.jp/event/sougou98/conf2.html

    2) アルタビスタで探すと、講演者・Mazzie 氏の「行動半径や
      交友範囲」が分かります。たいへん筋の良い方のようです。
             http://www.altavista.digital.com/cgi-bin/query
              ?pg=q&kl=XX&q=%22mark+mazzie%22


[後記2]  (8/24/98) IBM「e-business」サイトに寺本義也先生が

 さて、この「e-business」総合フェアと連動して、その広報サイトも、
またまた充実。この間、当サイトには、次の人たちがリレー形式で「私
のe-business」論を寄稿していたわけですが・・・

  ・日経の坪田さん     (全体論+ワン・トゥ・ワン)
   http://www.infoseek.co.jp/EBZ?pg=ebz_report0512.html
  ・マッキンゼーの南場さん (電子コミュニティ)
      http://www.infoseek.co.jp/EBZ?pg=ebz_report0602.html
  ・IBMの岡本さん    (EC/EDI)
      http://www.infoseek.co.jp/EBZ?pg=ebz_report0623.html
  ・NTTナビの香取さん  (Competitive Intelligence)
      http://www.infoseek.co.jp/EBZ?pg=ebz_report0717.html
  ・私           (ナレッジ・マネジメント)
      http://www.infoseek.co.jp/EBZ?pg=ebz_report0825.html

そこに今回、北陸先端科学技術大学院大学の寺本義也先生が、次のご論
考を寄稿されました。

  (1) 「デジタル時代のコーポレートガバナンス」
   http://japan.infoseek.com/EBZ?pg=ebz_report.html

失礼をも顧みず、結論部分を抜き出しますと・・・

  ・デジタル経済の下では

    ・良い情報も悪い情報も、すぐ世に伝わるし、

    ・変化が加速され、決断の遅れは死を招くし、

    ・情報や知識の質(コンテンツ)で企業の将来が決まる

  ・だから今後は「高度な戦略性」「徹底した透明性」「開かれた
   社会性」「スパイラルな相互革新性」を柱とした経営を行え

 なお先生は多くの好著を出しておられますが、私は個人的に、次の二
つが最も印象に残っています。

  (2)『失敗の本質』ダイヤモンド社、1984年

    ・「イザというとき合理的判断ができなかった旧日本軍の病理」
     を鋭く、分かりやすく、体系的に分析(『同書』で先生は、
     白眉とも言うべき第2章をご担当)。
  
  (3)『日本企業のコーポレートガバナンス』生産性出版,1997
     
    ・私は監査実務に接する機会にも恵まれましたが、本書は、当
     分野で最も優れた著作だと思います。そのエッセンスは、上
     記(1)でも読めますが、やはり一度は読んでおきたい良書。


[後記3] (9/04/98) EDI推進協議会のセミナー

 さて、かくて本便は、すっかりKMづいてしまいましたが、もともと
弊『ECスクエア通信』は当初より

  ・Eコマース

  ・ナレッジ・マネジメント

の二本立てでテーマ構成されており、Eコマースも大事な柱です。

 そして今回、この分野で私は図らずも「EDI推進協議会」とのご
縁が深まることとなりました。

 同協議会は、何年も前から日本におけるEDIの標準化と普及に尽力
してた団体です。さらに昨今は、再び欧米とも連携を深めながら、次の
ような公開セミナーも行っています。

   http://www.jipdec.or.jp/cii/jedic/news/semi98.htm#second

 9月4日のセミナーは、まだ空席もあるようですから、XMLやイン
ターネットEDIにご興味のある方は、申し込んでみられてはいかがで
しょうか。(私はタッチの差でその日は米国なので、出れませんが)。
 


[後記4] (7/末/98) LINUX版オラクル導入体験記(原田昭浩氏)

 さて最後に、少しだけ技術論。無料のパソコン用 UNIX として倍々ゲ
ームのペースで本数を伸ばしている、Linux(リナックス)。昨今は、
サポートするベンダーも増えてきましたね。

  ・Linux導入済みサーバーの販売開始

    ・T・ZONE (98/07/22)
    ・大塚商会 (9/07/30)
    
  ・Linux導入コンサル・サービス業者も登場

    ・サードウェアなどが大手 SI 会社へ(98/08/21)
    
  ・Linux 用DBソフト&ミドルウエアの充実

    ・インターベース4.0 日本語版、無料 (98/06/30) 
    ・オラクル 8 英語版、ERPも同時 (98/07/21)
    ・インフォミックス SE 英語版、サポートは全世界(98/07/22)
    ・ISR 社は、WWW-RDB 連携ツール(98/08/07)

 この OS 上で Oracle を動かした報告記が、季刊『WindowsNT Power』
98年夏号に載っています。寄稿者は、当分野でたいへん著名なSE・原
田さん。私は門外漢ですが、あえて、この記事を要約しますと、次のよ
うになります。

  ・基本機能は一通り動作した

    ・ソフトの導入と設定
      →DB作成、
      →SQLプラスによるユーザー作成、
      →ミドルウエア(SQLネット)の設定
      →Windows クライアントからの接続

  ・前提知識としては、次の2系統の知識があればよい

    ・UNIX のコマンド、ユーザー概念、エディタ操作法
    ・オラクルそのものの知識

 ただ『同誌』付録CD-ROM に収録の Oracle7の試用版には、設定ファ
イル?に不具合があるらしく、次の場所の修正版が必要なようです。

  ・BNN のホームページ
   http://www.bnn.co.jp/NT/rom989.html

『ECスクエア通信』フッター

[最後に] ご一読ありがとうございました。本号はいかがでしたでしょうか?

当ニューズレターは、 国内きっての専門家が KM/CRM を、次の「カテゴリ体系」で 論ずるもの。関心に合いそうなトピックを、 適当にクリックしてみてください。

トピックス一覧(テーマ別目次):MyPRG_Called_EC2_Topics.html
(0) 入門
全体図, 定義 ( ナレッジ", KM, CRM), サマリー( KM, CRM )
効果実測例 ( KM, CRM), なぜ有効か( KM, CRM
(1) 戦略
今後にご期待ください。それまでは こちらを(11/07 改訂!)
(2) 知識プロセス & テクノロジー (3) ピープル & テクノロジー (4) 業務プロセス & テクノロジー
Marketing ( 3 事例で学ぶ 33 の法則, CFAR/CPFR),
Sales & Logistics ( PRM, JIT 設計販売, WebEDI)
Service
(5) プロジェクト (N) 番外編: 重要イベント

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