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Nov.10, NEC サイトで論説発表         
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皆さん、こんにちは。初めての方、はじめまして。

 発行人の太田です。年度も改まり、お花見のシーズンも後半に突入 いたしましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 さて当レターではいま、「ウエッブEDI」を連載で論じておりますが、 そんな矢先、日経産業新聞 4/2/98によれば

ウエッブEDIを、富士通が本格導入

  • 「自社」の「総務」購買で、

  • 4月から、「500社」相手に導入し、

  • これから「外販」に向かう

 似た話は、NEC、日立、IBMにもありますから、どう低く見ても、 日本のウエッブEDIは、年内に数千件はいくでしょう。

 またすでに当レターでも昨年から申しておりますが、

日本のEDIは、ふたたび電機業界がリードしていくことになるでしょ う。関係各位には、ぜひ頑張ってもらいたいものです。

 というわけで本号と次号では「大手取引先からウエッブEDIやり ましょう、と言われた中小企業」は「どうすべきか」を論じます。


[1] 中小企業は、ウエッブEDIから逃げられません

 ウエッブEDIは「非対称的な取引構造」に向いており、逆もまた真。 つまり

  • 「先進大企業 vs 中小零細」にはウエッブEDIが向き、

  • 「大企業   vs 大企業」 にはインターネットEDIが向く

 逆に言えば、中小企業は、ウエッブEDIから逃げられません。ただ しウエッブEDIの場合、それ用のホームページを

  • 「作る」のは大企業の仕事

  • 「使う」のは中小企業の仕事

になりますから、中小企業の場合、たいして心配ありません。

 なぜならウエッブEDI用のシステムというのは、「作る」のにくらべ て「使う」のは、100万倍くらい簡単だからです。


[2] ウエッブEDIが来たら「準備万端です」と笑って言おう

 ですから、取引先の大手からウエッブEDIを「作ってね」なんて言 われたら、これはもう一大事ですから、絶対にお断りすべきですが、「 使ってね」と言われたら、これはニコニコ笑ってく「分かりました」と 応じないとバチあたり。苦労してるのは相手の方なんですから。

    逆に申しますと、中小の場合、ウエッブEDIを「作る」側に まではなる必要はまったくなく、 前号でご紹介した5段階図式 ですと、第(3)段階までで充分と思います)

 せっかくなら単に「分かりました」というより「待ってました。準備 万端ですよ」くらいのことは、言いたいものです。


[3] まずはウエッブEDI「以前」が重要です

 では、その「準備」とは何か。答は大きく二つありますが。。。

  • (a) ウエッブEDI以外のウエッブ・アプリの使用経験があること

  • (b) ウエッブEDIの長所・考慮点を頭で分かっていること
このうち(B)は次号に回し、本号では(a)をとりあげます。

 題しまして(笑わないでくださいよ)

ウエッブEDI「以前」の「7つの習慣」!

 とはいえ、これはコビーさんの人生ハウツー本とは、まるで中身が違 いますので、お間違えないように(笑)。前号の5段階図式で言えば、 第(1)(2)段階に相当する話を、本号では、もう少し詳しく論じてみよう、 それが上記の(a)なのである、というわけなのです。

 平素、中小企業へのEDI導入を、精力的に支援しているEDIコン サルタント会社、データマティクス社のジュディス・パイン副社長は、 まず、こう言います。

  • ウエッブEDI ⊂ EDI

  • ウエッブEDI ⊂ ウエッブ・アプリ

つまりウエッブEDIは、EDIの一種だが、同時にウエッブ・アプリ の一種である、というわけです(頭の中でベン図を書いてくださいね)。  だからウエッブEDIを考える前に、それを含めたウエッブ・アプリ の「総体」を考えなさい。これが同氏の勧告でした。


[4] CSF(36):まずは経費節減のためウエッブ活用を(市場調査)

 この図式の下、バイン氏は言います。「ウエッブによる売上アップを 考える前に、ウエッブによる経費ダウンを考えよ」。

 いま世の中では、ホームページを出した会社の4分の1が儲かってい ることになっていますが、同氏は、こうした調査結果を信じません。回 答者が見栄で「儲かってます」と答えることもあるからです。

 そしてウエッブで金を節約する方法は、同氏によれば、8つある。

 第1に、市場調査。これをインターネットで行えば、調査会社に払う おカネが節約できます。ライバル会社のホームページから、彼らの特売 プラン、彼らの強み、彼らの新製品、彼らが中途採用している職種など を探りましょう。

 もちろん、お客さんのホームページも、とても大切。とくに彼らの新 製品や求人情報。ここから、どんな部品、どんなスキルをお客さんが求 めているのか、(場合によってはかなり)想像できます。これが売り込 みのネタになる。

 また営業マンがお客さんの所にいく前は、そのお客さんのホームペー ジくらいは見ておかないと、いまどき失礼ですね。営業部門に、ブラウ ザは必須です。


[5] CSF(37):まずは経費節減のためウエッブ活用を(広報・宣伝)

 第二に、広報・宣伝。プレスリリースや、自社が掲載された記事をホ ームページに載せれば、配布費用が減らせるし、偶然そこを訪れる人に も読んでもらえます。

 それには、まず「ヤフー」「インフォシーク」「グー」など検索ペー ジに自社のホームページを登録すること。たとえば私のホームページも インフォシークに登録してありますが、

で「ウエッブEDI」とか「ナレッジ・マネジメント」と打ち込むと、 私のページが上位に出てきます。

 これは「META TAG」をきっちり書いているからですが、ご興味のある 方は、私のページの META TAG をソースで見てください。

 ちなみに、この META TAG とは、検索エンジンが雇っているロボット 君に対して「私のページのキーワードは、これこれですよ」と教えてあ げるための呪文のようなもの。

    99年12月補足

    99年春頃、インフォシークの検索アルゴリズム変更を境に、 上記の「META TAG 対策」は、効力を失いました。

     それでも私のページは上位に出てますが、これは「コンテンツの量と質」が モノを言っているからで、今は「META TAG の威力」ではなく「 裸の実力」だけが、成否を左右します。

    この変更で、かえって私は嬉しかったのですが、「ラクしてアクセス を稼げる時代」が終わったことは、この場を借りて、補足して おきたいと思います。

 また、電子メールの一斉同報も有効です。これを作って顧客に加入し てもらえば、プレスリリースも、電子メールに顧客に流せます。いまま ではプレスリリースといえば、高い金を出して広告代理店を雇い、そこ 経由でマスコミに流していました。しかも、そのリリースを、マスコミ が記事にしてくれるとは、限りませんでした。そのリリースが、これか らは、確実に、お客さんにお届けできます。素晴らしいですね


[6] CSF(38):まずは経費節減のためウエッブ活用を(顧客支援)

 第3に、商品の配送(これはソフト会社の場合、自明なので省略)。

 第4に、顧客サービス。苦情・質問をメールで受け付けるくらいは、 いまどき当然として、重要なのは「半日以内」に答えること。通常、こ の世界では48時間以内に返事を出すべきと言う不文律がありますが、 お客さんからの苦情は、もっと速くお答えした方がいいでしょう。

 またホームページには会議室。ここでお客さんどうしQ&Aを交わし てもらう。もともとお客さんの多くは、起きた問題を自力で解決したい わけですから、お客さんどうしがQ&Aをやってもらえれば、お客さん も満足します。また自社の電話要員も、同じ質問を何度も受けずにすみ ます。こうしてお客さんも、自社も、おカネが節約できる。

 ただ最近、私は、電子会議室より、メーリング・リスト(ML)の方 がいいかな、と思いはじめました。その方が、ハッカーからの攻撃対象 にもなりにくいですし、会議室まで出かけないでもメールで済みますか ら、お手軽に交信できます。


[7] CSF(39):まずは経費節減のためウエッブ活用を(その他)

 第5に、専門家からの助言。これは社外のメーリング・リストに参加 するのが一番です。私も、市場調査の専門家用ML、EDI専門家用の MLなどなどに入っていますが、とても勉強になります。

 第6に、記事クリッピング・サービス。自分の本業に関係深いキーワ ードを登録しておくと、居ながらに関連情報がメールで届きます。

 第7に、調達先の探索。オフィス用品などは、よくメーカーが在庫放 出をネットでやってますから、そこで買えば、安上がりです。


[8] まとめ: ウエッブEDI「以前」の「7つの習慣」

 そして第8に、ウエッブEDIです。

 やれやれ、やっと本題が出てきました。というか以上の通り、企業を 成功に導く8つのウエッブ・アプリ群のうち、あくまで「1つ」がウエ ッブEDIなんですね。

 つまり大手の取引先から「ウエッブEDIやりましょう」と言われた 時点で「はい、うちはウエッブアプリを7つほどやってますから、準備 万端です」と言える人は言えるんだ、ということです。

 重要ですね、これ。何故なら、ウエッブEDIすら使えないような会 社が今後、方々から取引停止になるくらいは当然ですが、いま重要なの は「使える」ようになるため、どのくらい自分や相手の手間ヒマがかか るのか、ということです。この手間ヒマが大きいと、相手から「えーい、 面倒だ」と嫌われてしまうのではないでしょうか。

 現にエクストラネット(注)の専門ライターのジュリー・ボートさん は、ことあるごとに「技能のない会社とエクストラネット結合をするの は、絶対にやめろ、やめろ」といって、全米を講演し歩いているんだそ うです。

 ですから、ウエッブEDIをやりましょうと言われても、そこそこ相 手に手間をかけない程度には、ウエッブ・アプリに習熟しておくこと、 ウエッブEDI「以前」の7つのアプリのうち、せめて半分くらいは経 験しておくこと、が今後の中小企業に求められるのではないかな、と私 は愚考するのです。皆さまは、いかがお感じでしょうか。

 以上がウエッブEDIを「使ってね」と言われる「前」にすませてお くべき2要件

    (a) ウエッブEDI以外のウエッブ・アプリの使用経験があること

    (b) ウエッブEDIの長所・考慮点を頭で分かっていること

のうちの(a)の話でした。次号では(b)を論じますので、お楽しみに。

。。。ということで本論は以上で終わり、以下、恒例の近況報告です。


[後記1] おわび: 前号の「号外 P-04」で間違いました

 前号でナレッジ・マネジメント=KM関連話題を「近況」欄で論じま したが、そのうち

のタイトルが入れ替わっておりました。これは本文のみ順番を入れ替え、 タイトルをそのままにしてしまったものです。ご関連の皆さま、たいへ ん失礼いたしました。伏してお詫び申しあげます。


[後記2]先進ノーツ・ユーザーは COMDEX へ!

 他社より早くノーツを入れたのは良かったけれど、その分、ノーツ文 書が貯まって、貯まって、だんだん探しづらくなって。。。とお考えの、 先進ノーツ・ユーザーの皆さま。

 いやー、うちのノーツもだんだん検索が重くなってきちゃって、これ からどうなることやら、とご心配の皆さま。

 必見の最新ソフトがあります。ナレッジ・マネジメントの本命技術、 ConceptBaseの「対ノーツ・コネクタ」が完成し、幕張の COMDEX のジ ャストシステムのブースで動いています(木曜夕方6時まで)。

 これでノーツ文書を

  • DB横断的、かつ

  • サーバー横断的、かつ

  • アプリ横断的に

検索できます。もちろん類似検索ですから「金融ビッグバンへの法的対 応」と入れれば、「情報開示」を含む文書まで出てきます。私も先日、 見せてもらいましたが、検索の精度も、スピードも完璧でした。

 むしろノーツに標準内蔵の全文検索エンジンより、ずっと高速・高精 度ですから、これで「ノーツも一皮むけたな」と感じられるはず。

 ドミノがノーツの「第2世代」だったとすれば、ConceptBaseはノー ツを「第3世代」に脱皮させるものと言えるでしょう。

 ナレッジ・マネジメントを真面目に考えている方は、この機会を、お 見のがしなく。なおConceptBaseについては、次のページもどうぞ。


[後記3] 日商エレさんのセミナーでもナレッジ・マネジメント

 別のセミナー情報です。つい昨日、日商エレクトロニクスさんでSF Aをご担当の金崎裕己さんから、ナレッジ・マネジメントにつき、私の ホームページを「URL付きで引用したい」むね、お申し出がありました。

 嬉しいですね。読者の皆さまのお役に立てることで、かつ著作権の範 囲内なら、何でも歓迎です。どんどん私のコンテントをお使いください。

そのときには、ぜひ次の「パーツURL方式」でお願いします。

 なお今回のご依頼理由は、こういうことだそうです。

  • 4月17日の13時から、日本HPさんの新宿事業所1Fで、

  • 三洋電機ソフトウェアさんのSFAソフト 「ダイナミック・セールス」のご紹介セミナーを行う予定だが、

  • そこで30分ほど「SFAからナレッジ・マネジメントへ」とい う話を入れる予定なので、そこで『ECスクエア通信』を引用さ せてほしい。

 このセミナーの申込先は、金崎さん(kanasaki@nissho-ele.co.jp)。 ご本人が当日、対応してくださるそうです。

 というわけで他の皆さまも、講演・執筆等で弊紙コンテントをお使い になるときには、金崎さんのように、事前にご連絡をくださいね。。読 者の皆さまのお役に立てることで、かつ上記 「パーツURL方式」の 範囲内なら、何でも歓迎です。


[後記4] レストラン探しにもコムトラック。助かりました

 さて「ホテル探しにはコムトラック!」というわけで、当レターでも何度 かとりあげましたが。。。

今回、これを私は「レストラン探し」で使ってみました。

 私は元々、飲み屋とか、レストランには、疎い方です。

 そんな私でも先週、「急遽、送別会!」とメールがきたときには、2 0分以内に候補を8件あげ、かつコメント付きで返信できました。

 こうするためのコツは、2つあります。

  • (1) ネットスケープの「コントロール+N」で、ブラウザ画面を4 つくらいは立ち上げる

  • (2) ATOK などの単語登録機能を使う。
    • 事前に「http://comtrack.net/BizMaster/index.html =こむ」と 登録しておけば、
    • いつでも「こむ →変換キー」とやるだけで、
    • コムトラックのページが、ぱっと画面に出てきます

    これはブックマークを見たり探したりするより、ずっと高速で、 思考の中断がありません

 これで4つのウィンドウを切り替えながら「複数の選択肢を同時に比 較すること」ができます。これは速いですよ。

 というわけで今回、だいじな友人の送別会の場所も、すぐ決まりまし た。NTT「ComTrack」関係の皆さま、どうも有り難うございました。 そのURLは、こちらです。

 皆さまもぜひ使ってください。 「とっさの時のレストラン探し」の 強い味方です。(単語登録も忘れずに)


[お知らせ] 『流通設計』の無料試読キャンペーン、第2弾!

 というわけで前号から始めたこの「ウエッブEDI」特集。

 これは『流通設計』誌に連載中の拙稿「米国EC/EDI最新事情」 から、大幅に流用しておりますが、それにちなみ、のべ500人の希望 者の皆さまに、『同誌』バックナンバー(定価2,000円)を、無料! で進呈するキャンペーンも、前号から始めています。

 幸いご好評をいただき、前回は、約60名の方々に応募いただきまし た。今回は、その第2弾。ひきつづきご協力いただいている『同誌』関 連の皆さまに、厚く御礼申しあげます。

 ちなみに『同誌』は、

  • 国内で「唯一」のロジスティクス専門誌で、

  • 私も平素からたいへん重視しておりますし、

  • EDI専門家として著名な藤野裕司さん(蝶理情報システム社) にも、こう評価されている雑誌です。

      「まだ斜め読みしただけですが、視点の幅広さ、内容のつっ こみの深さ等、非常に興味深く感じられました」

 未購読の皆さまは、この機会に、ぜひご一読くださいませ。

 お申し込みいただける方は、次の2条件を満たした方々です。

  • ロジスティクスに興味があり、かつ

  • 本日現在、私から「直送」形態で弊紙を購読中の方々

 なお『同誌』編集部の岡山宏之さんによれば

    「サンプル郵送の際に『購読のご案内』も同封させていただきま すが、シツコイ勧誘などで、皆さまにご迷惑をおかけするよう なマネは絶対にいたしません」

 ということですから、皆さま、ふるってご応募くださいませ。今回も、私の独断で 募集数=先着100名さま、といたします。

申し込み要領は、次の通りです。

  • 申込先: 次の二人(に同報してくださいね)
    • 岡山さん「okayama@yuso.co.jp」
    • 私   「sohta@ca2.so-net.ne.jp」

  • メールのタイトルを半角で「BBB」としてください。

  • 次の2点を、お書き添えください
    • (1) 向こう2年で、ウエッブEDIをどの段階まで進めるか
      (本便でご紹介する5段階図式でお答えください)
    • (2) 弊紙『ECスクエア通信』へのご感想

  • 氏名、会社名、部署名、職位名、会社住所、同電話番号
    (これらの情報はシグニチャーに入れときましょう)

『ECスクエア通信』フッター

[最後に] ご一読ありがとうございました。本号はいかがでしたでしょうか?

当ニューズレターは、 国内きっての専門家が KM/CRM を、次の「カテゴリ体系」で 論ずるもの。関心に合いそうなトピックを、 適当にクリックしてみてください。

トピックス一覧(テーマ別目次):MyPRG_Called_EC2_Topics.html
(0) 入門
全体図, 定義 ( ナレッジ", KM, CRM), サマリー( KM, CRM )
効果実測例 ( KM, CRM), なぜ有効か( KM, CRM
(1) 戦略
今後にご期待ください。それまでは こちらを(11/07 改訂!)
(2) 知識プロセス & テクノロジー (3) ピープル & テクノロジー (4) 業務プロセス & テクノロジー
Marketing ( 3 事例で学ぶ 33 の法則, CFAR/CPFR),
Sales & Logistics ( PRM, JIT 設計販売, WebEDI)
Service
(5) プロジェクト (N) 番外編: 重要イベント

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    Shuichi Ohta, 太田秀一 ************************************* /

    EC/KM Consultant
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