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皆さん、こんにちは。初めての方、はじめまして。
発行人の太田です。 連休は、いかがお過ごしでしたでしょうか。今回は、各メディアの山
しかし、それらを読むうち、私は、実に不思議な気持ちになりました。
もちろん金融機関の倒壊はシステミック・リスクを伴いますが、これ
というわけで本号ではまず、この問題を、簡潔に要約してみましょう。
[1] 拓銀・山一倒壊: ダメな会社は不況になれば倒れて当然 話は実にシンプルで、要するに今回は、次の「内部要因」「外部要因」
・内部要因=「ダメな会社」 ・実力のない会社 ・非連結対象の子会社などを使い、会計でウソをつく会社 ・総会屋を雇い、株主による勤務評定から逃げる、ズルい会社 ・実力不足のわりに危機感・向上心の薄い会社 ・実力不足のわりにリストラやBPRが手ぬるい会社
・外部要因=「ダメな経済」 ・明るい話: 円安により「輸出」は伸びましたし、
・暗い話 : しかし、それ以外は、かなり暗い ・まず上記の「輸出」は、アジア経済の混迷で目先不安 ・頼りだった「公共投資(工事)」の効果は今後減少 ・これ以上「金利」は、下げられません。 ・おまけに「信用の収縮」は、不可避です ・銀行自体、 B/S がまだ病んでいます ・98/04 の早期是正措置→さらに資産圧縮 ・以上より需要と資金供給の両面から縛りがかかり、成
・以上より「所得」は下がり、それが「消費」「設備投
・当然の結果=破滅(頼りの「神風」は、またも吹かなかった) ・拓銀と道銀の「弱者連合」は、当然ながら、無益でした。 ・山一が夢見た「外資による救済」は、起きませんでした。 ・心あたたまる「業界内での互助」も、起きませんでした。 ・昔は効いた 「当局による救済」も、起きませんでした。 ・したがって、「市場による淘汰」だけが、唯一の解でした。 というわけで今後も、上記と同じ「内部要因」を持つ会社は、必ず倒
ちなみに上記のうち「外部要因」ですが。。。 ・これは「定数=与件=不変」ですから自力で好転させることは
・これに対する「政策」の作用は「たかだか中立」くらいに思って
・必要量の7倍もの資金を日銀が買いオペで出したおかげで、
・しかし、それでも日経平均株価は850円下がり、山一証
・山一の店頭には、解約を求める顧客が200人、300人
ま、政策の力というのは本来この程度です。というか産業界の病気は、
ここで「いや、私は執刀の経験がございませんので、ご当局のご指導
ちょっと話が自明すぎて拍子抜けしてしまいますが、私は、この自明
[2] 「ダメな会社」対策は「選別・BPR・KM」の3本柱だ 今回、私が強く感じたのは、次の2点でした。 (1)「ダメな会社」が倒れるときには、当然ながら、周りに迷惑がか
(2)「ダメな会社」は良くならない。良い会社だけが良くできる。 (2)について補足しますと、かつてプログラミング作法の大家、リッチ
「ダメなプログラムは、良くしても良くしても良くならない。一度
おそらく、会社にしても同じこと。「ダメな会社」は、リッチー&カ
では、どうすれば、(1)のような迷惑を最小化しつつ、「ダメな会社」
【1】関係先の選別と関係強化 ・得意先や仕入先、融資先・運用先や調達先から、上記のような「ダ
・残った優良企業とだけ、関係を続け、かつこれを強化する ・そのため、彼らとのエクストラネット運用を強化する 注) http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/yogo.html#EXTRA
【2】自社内でのBPR ・しかし優良企業と連携するには、まずもって自社が優良企業でな
【3】ナレッジ・マネジメント うち【3】は当レターでも新出なので、次項以下で説明します。おそ
[3] ナレッジ・マネジメントとは「企業の稀少性の源泉」である というわけで以下は、先月末、ロンドンで行われた、ビジネスプロセ
注) http://www.waria.com/Wednesday.html まずナレッジ・マネジメントとは何か。。。それは「ナレッジ・ワー
また、このナレッジ・ワーク・プロセスとは、こう定義できます。 ・企業の「稀少性」を高めるようなナレッジを
・ナレッジ・ワーカーらが ・強力なテクノロジーの助けを借りながら ・発掘・再利用・分配するプロセス
[4] ナレッジ・マネジメントは「BPRの理想」を完成させるものだ では、なぜ今、ナレッジ・マネジメントなのか。これは上記【1】【
・「優良企業と連携したければ、まずは自らを優良企業にせよ」とい
・しかし元来、一本のビジネス・プロセスの中には、2種類の仕事が
・多くのルーチン・ワーク
・そしてBPRを「した」とはいいながら、やってたことは実にアン
・ルーチン・ワークの合理化はゴリゴリやったが、
・ナレッジ・ワークの強化は、置き去りにされた (おそらく、あるべきプロセス・フローが描きにくかった
・その結果、ナレッジ・ワークのところでプロセス・ボトルネックが
・そうこうするうち、他の会社もワークフロー・ソフトやERPソフ
要は、「あれだけ苦労してBPRやって、効果も出たけど、追いつか
しかし、それだけではない。本当に「恐い話」は、「ふと気づいたら、
・この間、BPRのおかげで、プロセスを少人数で動かせるようにな
・そうしたら、どしどしナレッジ・ワーカーが会社を出ていった。彼
・こうして「利益に直結するような情報、模倣困難なノウハウ」が減
このように企業の「稀少性」が下がれば、それは「なくてもいい会社」
要するにナレッジ・マネジメントは、BPRの理想を今度こそ完成す
[5] ナレッジ・マネジメント成功事例(概略) こうして先進企業はナレッジ・マネジメントを開始。すでに大きな
・研究開発プロセス
・セールス・プロセス
・製造プロセス
・顧客サポート・プロセス
というわけで本号では、拓銀・山一ショックに寄せ、ナレッジ・マネ
(1) それの大ざっぱな「定義」
そして次号では、残りの(というか、ここが肝心なのですが)、(3)(4)
道本健二「ジャストの命運を握る新検索技術の実力を見る」
。。。ということで本論は以上で終わり、以下、恒例の近況報告です。
[後記1] グループウエアを補完するデボノ博士の「6色ハット法」 私は「スマート・バレー・ジャパン」(略称SVJ)というボランテ
そして去る11月10日、この団体の小さな会合が、港区・田町の長
テーマは「シリコンバレー・ツアー報告会」で、この本題でも盛りだ
これはブレーン・ストーミング手法のひとつで、ディスカッションを
・事実ベースに意見するモード
たとえば賛成側の人に「では今から反対側になってください」と言っ
私はこれ、オンラインでディスカッションしているときにもつかえる
[後記2] 11月号の『流通設計』ではウエッブEDIを紹介 米国でいま大ブレイク中のウエッブEDI。これは実に仕組みが簡単
その仕組みは、たとえば消費者が通販サイトで「お買い物」をすると
消費者は、画面を見ながら「よし! これを買おう!」と思ったら、
この間、消費者は、CIIだとかEDIFACTだとか、そんな難し
日本のEDI業界は、保守的な人たちが多く、インターネットに対し
日本のEDIは、ふたたび電機業界がリードすることになるでしょう。
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