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皆さん、こんにちは。初めての方、はじめまして。
発行人の太田です。 さて本号と次号では、前号に続き「BPRの成功鉄則」(注1)を論
[1] BPRが「終わった」というのはウソである(再論) [2] BPRでは「危機感・焦燥感から出発」せよ [3] BPRでは「あらゆるプラス思考を排除」せよ [4] では「プラス思考」は、どこに伏在するのか(重要) [5] ではひとつ「宿題」を。。。 注1) http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/yogo.html#BPR
[1] BPRが「終わった」というのはウソである 一般にBPRコンサルが勧める方法論は次のとおりですが、このうち
(1) 危機感・焦燥感を充分に育てよ (2) 最強の推進チームを形成せよ (3) 効果直結型の戦略・ビジョンを作り、 (3A) 変えたい目標変数=従属変数を選ぶ
(4) それを効果的に伝えよ (5) 人々をエンパワーし、味方にせよ (6) 短期で初期の成果を出し、数量化し、報いよ (7) BPRを企業文化に根づかせよ この(1)〜(7)は、今春のPDMコンファレンス(注1)でAT&T社の
注1) http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/yogo.html#PDM http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/yogo.html#CIMdata
[2] BPRでは「危機感・焦燥感から出発」せよ 冒頭(1)の「危機感・焦燥感 a sense of urgency」です。 マサチューセッツ近傍のBPR人脈の一角、ハーバード・ビジネス・
(1) 危機感・焦燥感を充分に育てよ は、単なる「7項目のうちのひとつ」ではなく、「後に続く6項目の成
注1) http://www.CIO-cyber.com/pj/ec2/yogo.html#CSF
この(1)の大事さは、BPRをしてないときでも、同じこと。事実、
「どこからともなく強力なライバルが明日にでも現れ、われわれの
注1) ROE(株主資本利益率)は、分子が当期利益、分母が株主
すごい危機感ですね。しかも彼らは、この危機感を「You Must Worry」
「You Must Worry 心配しろよ」 「You Must Worry 心配しろよ」 と互いに言い合っているそうです。異常なまでに立派です。 私は、同社の製品が「一流」とは思いませんが、彼らの業績と、この
こうして「問題あるよ、心配しろよ」と互いに諫め合うことで、日々、
一方、不幸にして、われわれの周りには、「満足感・安心感」を育く
・昨年バカ売れした『脳内革命』。「プラス思考」で楽しくやって
・この本をプロデュースした船井幸夫氏。彼いわく「過去オール善」
注1) 彼らのサイトで「決算短信」を見てみましょう。とても
・昨年秋に倒れた阪和銀行。同行では最後の最後まで「何とかなる
[3] BPRでは「あらゆるプラス思考を排除」せよ ところで、ノイマンらが創始した「ゲーム理論」の基本原理に「ミニマッ
・常に最悪の場面を予想しつつ、 ・その時の被害を最小化するよう行動せよ この「マイナス思考」こそ、無数の戦場を勝ち抜いてきた黄金律で、
しかし残念なことに旧日本軍は、この黄金律を忘れ、楽観と幸福に浸
阪和銀行も、船井総研も、同じこと。彼らの「プラス思考」こそ、ノイマ
[4] では「プラス思考」は、どこに伏在するのか。(重要) さて、以上の阪和銀行や船井幸夫氏は、極度に愚かな例ですから、分
おっしゃるとおりです。問題は、われわれ自身です。。。
a) 「問題ないよ、心配するな」 b) 「問題あるよ、心配しろよ」(これが上記マイクロソフト流) 皆さんはa)のような発言を、聞いたり話したりしたご経験が、当然、
一方、b)みたいな発言は、そう毎日はできません。こんなキツイこと
しかしながら、よく考えますと、 a)のような発言は、ハッキリ言い b)のような発言は、オブラートにくるんで示唆的に言う という使い分けをすること自体はいいとして、その使い分けを、われわ
もし後者だとすれば、ひょっとして、われわれの体には、汚らわしく
牧師・神父ですら、原罪から免れていないのですから。 この「内なるプラス思考」を能動的に刈り取ることなしに、われわれ
だからシャルペ氏も、コッター氏も、その極めて賢い想定読者に向か
(1) 危機感・焦燥感を充分に育てよ そしてこれが、全行程(1)〜(7)の「第一関門である」と言うわけです。
[5] ではひとつ「宿題」を。。。 では皆さんの会社で、「危機感・焦燥感」を育むには、どうすべきか。 これは今回、はばかりながら皆さんへの「宿題」とさせてください。 ご提出は任意ですから、出したい方だけ、お出しになってください。
上記[2][3][4]が多少なりとヒントになれば幸いですし、コッター『
メールでいただいたご意見は、お名前・内容とも非公開とし、皆さん
というわけで本号では、「BPR=Eコマースの成功鉄則」全7項の
(1) 危機感・焦燥感を充分に育てよ (2) 最強の推進チームを形成せよ (3) 効果直結型の戦略・ビジョンを作り (4) それを効果的に伝えよ (5) 人々をエンパワーし、味方にせよ (6) 短期で初期の成果を出し、数量化し、報いよ (7) BPRを企業文化に根づかせよ 次号では、残り6項のうち、(4)以下について論じてみたいと思います。
[6] 【追記:2000/12/01】ドットコム企業に「危機感」はあったか? 本号を出して、はや3年。 ここで指摘した「楽観論の危険さ」は、ドットコム企業の「崩壊」により、 多くの人が知ることになりました。 日本だけでは、ありません。米国にも「心地よいハウツー本のポジティブ 思考症候群」に脳をおかされた人が、けっこう多かったようです。 もって他山の石としましょう。 [後記1] IBM社の Notes Expo で講演しますが、お申し込みは… 次の url で20日から可能になる予定、とのことです。 http://www.ibm.co.jp/software/groupware/news/notesexpo.html 私の出番は、11月5日、14:00からの「C-1」というコマですが、IBMの
[後記2] 10月20日午後から10月31日夜まで、不在いたします。 新ネタを学ぶべく、欧米へ行ってまいります。その成果は、まず私の
1) 21日から24日までは、ロンドン
http://www.waria.com/bpwe97.html
2) 25日から29日までは、ニューヨーク
http://www.ama.org/conf/imcs/sched.htm#SUNDAY 3) 29日から30日までは、ワシントン
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