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目次

【前文】 当ロードマップの目的、 設計思想利用ガイド

目的

当ロードマップの目的は、長期にわたり、 皆さまのプロジェクトの「プランニング・ガイド」となることです。 つまり皆さまが、プロジェクト計画を作ったり直したりするとき、 またプロジェクト関係者と対話するときの一助となることです。

KM/CRM プロジェクトは決して生易しくありません。CRM 専門家、 Jim Dickie によれば、

では、その失敗要因を回避するには何がいるか。ドライブに喩えれば、

ぜひ、この3点セットで、KM/CRM プロジェクトを成功に導いてください。

設計思想

この目的を達成するため私は当ロードマップを、こんな設計思想で作りました。

利用ガイド

このロードマップは、私が作りましたから、私をコンサルに使ったときに、 最大の効果を出します。

しかし、このロードマップは、それなりの一般性を持ってますので、 私以外のコンサルでも使えるはずです。

そこで以下、「3タイプの利用者」別に、お勧めの利用法を示します。

なお当ガイドをスキップされたい方は、こちらからステップ(1)へ、どうぞ。

プロジェクト・リーダーの皆さまへ

  • KM/CRM そのものは既に理解されてますか? もし「まだ」なら下記をお使いください。

  • 次に、このロードマップを「理解」しましょう。一読され、 不明な用語や疑問点があれば、 下記のようにしてみましょう。

    • 「周囲の方々」【補足1】に聞く。 KM/CRM に詳しそうな人、 KM/CRM プロジェクトで影響を受けそうな人。

    • 弊サイトの検索エンジンで検索してみる。

    分かったことは、当ロードマップに「書き込み」ましょう。

  • では「自社は、どんなアクションを、どんな順序で起こすべきか」 「自分は、どうか」「あの人は、どうか」「あの部門は、どうか」 と考えてみてください。

    • その結果を、ステップ(1)から順に、固有名詞で、 このロードマップに「書き込み」ましょう。

    • できれば、その結果を上記の「周囲の方々」【補足1】に 見ていただき、ご意見を当ロードマップに「書き込み」ましょう。

    このように、当ロードマップをどんどん汚してください。 いろんな情報や意見を、どんどん「書き込み」ましょう。それにつれ、 皆さんがお付き合いすべき相手も、見えてくると思います。

担当役員の皆さまへ

プロジェクト・リーダーの、良い相談相手・育成者・保護者となるには、 「前提知識」「ロードマップ・レビュー」「体制図レビュー」が必要と思います。

  • 皆さんは、CRM の何たるか、何故必要かを、誰か別の人に説明できますか? もし答が「ノー」なら、まず 弊「CRM エグゼクティブ・サマリー」をご覧ください。

    • 不明点は、プロジェクト・リーダーの方に、どんどん 教えてもらいましょう。

    • ゆくゆくは、この資料をご自分で他の人に説明できるように なってください。それなしに、KM/CRM プロジェクトは成功しません。

  • 次に、当ロードマップのレビュー。「どのステップを誰に担当・協力してもらうか」。 不明点は、上記と同様、プロジェクト・リーダーに教えてもらいましょう。 それが進むと・・・

  • プロジェクト体制図の作成・レビュー。これも自然に進んでいると思います。 後述【補足1】も参考にしてください。

  • 適切なコンサルタントを選別し、適切にコンタクト。

KM/CRM コンサルタントの皆さまへ

  • まずは、ざっと当ロードマップを一読され、お客様から どんな質問が来そうか、予想しといてください。

  • あるいは、このロードマップを適当に編集され、それでお客様に議論を 仕掛けてみましょう。

  • なおロードマップ(B=道順)は当ページを編集するとして、 大事なプロジェクトの前などに、 A=目的地について体系的かつ詳細にご自分をアップデート しておかれたいときは、 弊「1日コース」を検討ください。 過去、多くの現職コンサルの方々が受講しておられますし、 拙いながら私のファシリテーション技法も参考にしていただけます。

当文書の著作権と使用権

ということで上記の通り、このロードマップは、 皆さまがカスタマイズすることを前提として、 無料公開されています。したがって、当文書の「使用権」は皆さまに開放します。

ただし、そのときは次のように「出典明記」をお願いします。

    出典: 太田秀一「KM/CRMコンサル活用ロードマップ」
    http://www.CIO-cyber.com/CONS/

昔から私は、著作権に関してゴリゴリの武闘派ですし、 当ロードマップについても、使用権は開放しても、著作権は 堅持します。

目次

( 1) 事前調査支援サービス
当ステップの目的は、プロジェクト・リーダーや担当役員が自ら、 自社の課題や、とるべきアクションを、 1.8)の「SWOT-A」の枠組で、構造化することです。

その調査項目は、次の通りです。この調査を進めながら、 関連諸部門との関係も深め、情報入手先リストも作ります。 後々、CRM ポータルを設計するときに再利用できます。

  • 1.1) 担当役員向け記事クリップ(記事の「切り抜き」)

    • この手の文書が万が一「ない」場合は、代わりに、重要記事のコピーを拝見します。

    • 分量は、3センチほど。

    • 業界用語はグリーン、重要語句はピンクで、マーキングください。 これが将来、「ある作業」 【注記2】をするとき参考になります。

    • A4×1枚程度・箇条書き形式でサマリーを付けてください

    • CRMプロジェクト・リーダーご本人から、そのサマリーと 記事本体を使って、最近の業界動向を、30分ほど、私に ご説明ください。もちろん私も、事前に別途、勉強しておきます。

    • 当クリップ作成者の方にも、クリッピング基準など 重要3項目【注記2】 をお伺いします

  • 1.2) 担当役員のコントロール・ブック(「エンマ帳」みたいなもの)

    • 通例、スケジュールや社内電話帳など重要5チャプター【注記2】から成っています。

    • この手の文書が「ない」場合は、 代わりの文書を、と私からお願いします。

    • 当文書は、たいへん機密性が高いはずでから、たとえNDAがあっても、 この段階では、私はコピーを受け取りません。役員ご本人から、ざっと見 せていただき、自らご説明いただければと思います。

    • 私自身、 役員補佐時代に、拙いながら、役員用や自分用のコント ロール・ブックを作った経験がありますので、 ご説明は、20分でも、2時間でも、結構です。

    • 同ブック作成ご担当者の方にも、その設計思想など 重要4項目【注記2】を、 お伺いします。

  • 1.3) CS 調査&ブランド調査レビュー

    • 調査をやっているか? やっていれば、次の5点を、レビュー。
      • CRMの観点から「あるべき調査項目」【注記1】が抜けてないか? もし抜けていれば、それをガイド。
      • 調査対象、回収者など
      • スコアの推移
      • 定性的な「顧客の声」のパターン
      • レビュー体制(報告ラインなど重要6項目)

      やっていなければ、上記5点につき協議の上、

      • すぐにやるべきか否かを協議し、結論が「ゴー」なら 世の調査会社×数社に、RFP

  • 1.4) 4Pプラン&プロセス調査(とくに Promotion と Place)

    • 過去2年の重点施策と、予算&人員配分

    • 今後の重点施策と、予算&人員配分

    • Decision Process / Operation がわかる文書。 プロセス・マップがあれば最高ですが、 業務手順記述書や ミッション説明文付き組織図のようなものでも代用可。 詳しくは【注記1】

    • 以上の3文書を使いながら、このプラン&プロセスの 目的や問題点を、私にご説明いただきます。

    • 『業務用語集』『社内用語集』のようなものがあれば、 それも一緒に。なお、この手の用語集には実は、 やや深遠な使い道【注記1】があります

    • さらに関連部門の「昔の組織図」。会社がもっと小さかった昔のものと、 今のもの。

    • 各プロセスのキー・パーソン一覧【補足1】

  • 1.5) マーケ、セールス、サービス部門の発信メール一覧(を電子的に)

    • テーマ、発信人、宛先、日付が含また「一覧表」の形式です。

    • このテーマ分類軸が、将来、○○○【注記1】を作るとき、 参考になります。

    • ついでに、いくつかサンプルも拝見いたします。

  • 1.6) マーケ、セールス、サービス各部門の「初期メニュー画面」

  • 1.7) 以上をもとにCRMプロジェクト・リーダーご本人に「SWOT 整理表」 を作成いただき、かつ私に、ご説明いただきます。

    • 「SWOT 整理表」とは通常、SWOT 4項に沿って事実を「列挙」しただけのもの。 これだと項目間の「干渉」を記述できませんので、 今日の水準では「分析」とは呼べません。 たとえば「強み A」は「脅威 B」と結合することで「弱み」に転化しているかも しれません。こういう「干渉」を分析するのが・・・

  • 1.8) 「SWOT-A」分析

    • 「SWOT-A」という言葉は単なる私の造語ですが、その 内容は、1998年頃、 Competitive Intelligence の専門家の1人が開発したもの。 見た目の書式も、普通の SWOT 整理表とは、まったく違います。

    • これは有益なのですが、慣れないと迷いますから、 私がコツを伝授します。詳細は【注記2】

    • 8割方完成したら、私を練習台にして、それをご説明ください。

    • それでオッケーなら、周囲の方々に説明し、彼らの意見も聞きましょう。

    • ここまでくれば、貴社が本当にCRMを必要としているのか、 必要としているとして、それは、どの程度か、どの部分か、 従って誰が何をすべきなのか、けっこう明確になります。

      逆に言えば当時点で、KM/CRM を「見送る」という決断をしても 良いわけです。

    • そうなると、次項(2)の合宿に誰を呼ぶべきか、どんな意見が 出てきそうかも、見当が付きはじめます。

  • 1.9) この後、(2)以下のステップを、どう進めるのか、ご一緒に方針を立て、 担当役員から、意見を伺いましょう。


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(2) 予備合宿: SWOT-A/KM/CRM ディスカッション

当ステップの目的は、CRM関連部門のキー・マネージャー(&同候補) の皆さまに、次の3者間の「関連」を意識いただくことです。

  • 全社レベルの「問題と対策」

  • 部門レベルの「問題と対策」

  • CRMベスト・プラクティス

その手順は

  • 2.1) まず参集者を選定。どこから誰を招くか、 、【補足1】を睨みながら、 先の(1.8)の「SWOT-A」分析結果から決めます。

    なお当合宿は「議論の場」ですが「生活の場」の要素も 少し入ってますので、その点を当段階で考慮し・・・( 以下詳細は【注記2】

  • 2.2) 必要に応じて根回し。

  • 2.3) 各位を正式に招待。

    • 当合宿の目的(出すべきアウトプット)

    • 主催者=ご担当役員、であることも明記

    • (1.8)の「SWOT-A」分析結果を添付

    • CRMエグゼクティブ・サマリーも添付。 これはご契約後に、ppt 形式でお渡しします。

  • 2.4) 当日は、CRMプロジェクト・リーダー and/or 担当役員の2人 から皆さまに、

    • 先の(1.8)の「SWOT-A」分析から、自社の課題や、進むべき道を、 ご説明いただく

    • それを部門レベル(自部門、隣接他部門、両者の関係) の問題にブレイクダウンしてもらいたい、とお願いいただく

  • 2.5) 各人、軽く自己紹介。

  • 2.6) 皆で「自部門、他部門」の問題につき討議。

    • 司会は、CRMプロジェクト・リーダー and/or 担当役員が行います(当然ですが)。
      • 各現場の現状
      • 参集者の過去の職歴・人柄
      • KM/CRM 定番チェックシート 【注記2】
      から部門別質問リストを作っておきましょう。

  • 2.7) 皆さまのご議論を深めていただくため、必要に応じ、 「KM/CRM」のアーキテクチャーや、ベスト・プラクティスを、 私が講義します。



( 3) 本合宿 : 問題点&対策→『合宿提言書』ドラフト→役員レビュー
当ステップの目的は、「課題と対策」を盛り込んだ『合宿提言書』を ドラフトし、担当役員から、コメントをもらうことです。

その手順は次の通り(これも定番パターンですが)

  • 3.1) 課題と対策を「自由に枚挙」→各種図式で構造化

  • 3.2) 別の図式で、モレなどをチェック。詳しくは【注記2】

  • 3.3) 課題と対策を「ランキング」。詳しくは【注記2】

  • 3.4) プロジェクト・チームを設計

    • 部門構成、目標期限

    • チーム・メンバーの選定基準、役割については【注記1】

  • 3.5) 役員レビュー

  • 3.6) 文書化 → 『合宿提言書』正式版へ

    • サマリー(できるだけブロック図で)

    • 自社の問題点と対策(1.9)の SWOT-A 分析結果)

    • 現場の問題点

    • 対策


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( 4) 役員による『合宿提言書』正式版レビュー → 正式発表 → コメント募集
当ステップの目的は、「課題と対策」を盛り込んだ『合宿提言書』正式版 を、ご担当役員自ら、関連部門マネージャーにアナウンスし、かつ 彼らからコメントを募集することにあります。

その手順は、官庁の「パブリック・コメント募集」と同じ。

しかし、どうすれば支持が広がりますか? レビューの仕方、アナウンスの仕方、 コメント募集の仕方の各々で、工夫が必要ですね。本件、 詳しくは【注記2】


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( 5) 本調査 →『第2提言書』レビュー
当ステップの目的は、(4)の『合宿提言書』を検証することです。 ですから別の観点、別の人が必要になります。

場合によっては、 大手コンサルを入れ、合宿に出てこなかった方々も含め 再調査をして『第2提言書』を作ってもらっても良いかもしれません。

その手順は、次の通り。

  • 5.1) ブリーフィング

    • 調査目的を理解いただくため、上記1.8)の「SWOT-A」分析 結果を、説明してあげてください。

  • 5.2) 調査の設計

    • 調査対象は誰と誰にするか? 

    • どんな調査手法を使うか? (ここでコンサル各社の方法論のレベルが少し分かります。 概要は【注記1】、詳細は【注記2】

    • 調査対象に顧客を含めるか? 含めるとして、どんな顧客か?

    • 彼らは、どこに困っているか? どうしたいのか? 誰に何をしてほしいのか? 何を見たいのか?

  • 5.3) 実査

  • 5.4) 『第2提言書』の作成

    • サマリー(できるだけブロック図で)

    • 自社の問題点と対策

    • 現場の問題点

    • 対策
      • 要件定義
      • 外部設計をラフに
      • 当然、「人間系」の話も

  • 5.5) 『第2提言書』のレビュー

      どんなレビューの仕方をすれば、支持が広がりますか? 概要は【注記2】



( 6) 『提言書』×2→『最終提言書』ドラフト→役員レビュー
当ステップの目的は、『最終提案書』をドラフトいただくことです。

その手順は、次の通り

  • 6.1) グロスチェック→統合:

    • 『合宿提言書』『第2提言書』を 「クロスチェック」し、

      • これで1コンサルの提言を「鵜呑み」にする愚を防ぎます。
      • コンサル2社相互の間には「ファイアー・ウォール」を建て、 NDAでクギも指しましょう。

    • かつ両者を「統合」します。

      • 「複数の異質な意見」を、自力でヨイトコ取り(分解・選別・再統合)します。
      • ただし「分解・選別・統合」作業がやりやすくなるよう、 両『提言書』の目次その他は、なるべく揃え、 各々、冒頭サマリーもブロック図形式にしてもらいましょう(3.6)(5.4)。

  • 6.2) リアリティ・チェック:

    • その「統合」案を「自社+周辺企業」の「マンパワー&スキル&モラル」で 実行可能かチェックします。

      • これをやらないと、どんなコンサルを使っても結果は最悪に(実例多数)。 典型パターンは、コンサル提案の鵜呑み → 人手不足 → 社員の疲弊。
      • この作業は、「制約付き最適化問題を解く精神」が重要。 ただし「制約条件」を気にするあまり「目標」が低くなりすぎては本末転倒です。 詳しくは【注記2】


( 7) RFP 作成→役員レビュー→役員リハーサル
当ステップの目的は、良い RFP を作ることであり、かつそれを、 担当役員が「自分で作ったもの」と思いこめるくらい、 それにコミットいただくことです。

その手順は、次の通り。

  • 7.1) 『最終提言書』を逆到させる

    • そもそも『最終提言書』は一種の「答」です。 それをポンと SIer に渡せば、受験生に模範解答を 教えるようなもの。

      これでは困りますね。ある程度は答を 自力発見できるような人材を SIer に初期投入して もらわないと、後々、こっちが苦労すると思います。

      だから『最終提言書』を、そのままポンと出すのでは なく(したがって機密保持にはトコトンご注意を)、 これを逆倒させて、「質問」としての「RFP」を 作ります。

    • ただし少しはヒントも混ぜないと、答える方もツライです。 『最終提言書』に書かれた「問題点と対策」 のうち、たとえば「前者は6割、後者も2割」と開示量率 を決めて、RFPに入れましょう。この開示量率は、 出入りの SIer の力量に合わせて調整します。

      (ふだんからRFPを出し慣れている相手なら、 こういうときに良い判断ができますね。慣れてない 会社は、これを機に実践の場で練習しましょう)

  • 7.2) 上記 7.1)が終われば、あとは役員にレビューいただき、

  • 7.3) リハーサルいただくだけ。本番(8)に備え、一度は「軽く」 やっておきましょう。話術はすでにお得意と思われますし、 不得意でも別に構いませんので、 論点確認と予想質問をやりましょう。 詳しくは【注記2】



( 8) RFP 説明 by 役員+皆さま
当ステップの目的は、SIer から最良の提案を引き出すことです。

それには担当役員が自ら前面に立ち、自分の口と体を動かすのが 一番です。質問にも、なるべく自分で答えましょう。

    (優秀な資源はどこでも稀少ですから、RFPという「紙」を出せば それでオッケー、というわけには、いきませんよね)

その手順は、次の通りです。

  • 8.1) SIerへの招待状は、役員自ら、相手の上位マネージャーに( 詳しくは【注記2】

  • 8.2) 当日は(以下、詳しくは【注記2】
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( 9) 提案レビュー → SIer 選定
当ステップは、目的も手順も、自明なので省略します。通常どおり。 ただし選別基準については【注記2】

私も、この手のレビューにはけっこう慣れてますので、お役に立て そうだと思われましたら、お声がけください。 彼らの能力や意欲や価値観を適切にご評価いただくため、 なるべく本質的な質問を、いくつか彼らにしたいと思います。

なお彼らから最高の提案、最高の人材を引き出すには、「再提案」「再々提案」を 求める必要もあるでしょうから、この間、次の2つがキーになりますね。

  • 不安で胸がいっぱい(かもしれない)彼らをいかにモチベートするか

  • 締め切り日を睨みながら、彼らに与える情報量をいかに微調整するか

各々、得意な人が担当しましょう。どんなタイプの人に、どんな仕事をやって いただければ良いと思われますか? 詳しくは【注記2】


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(10) 選定 SIer に『最終提言書』開示→ SI 契約

SIer を選んだら、彼らの提案を踏まえて『最終提言書』を社内で オーソライズし、その SIer にも開示します。

これからは彼らが、大事なパートナーですから、ここは一大工夫が欲しいところですね。 誰が何をやったら良いでしょうね? 詳しくは【注記2】


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【注記】 このページで語りきれないことは、こちらで

【注記1】 弊「KM/CRM 1日コース」で、 少し詳しくお話しします。

【注記2】 コンサル契約後に、詳しく協議いたしましょう。


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【補足1】 「周囲の方々」リスト

  1. マーケ、セールス、サービス、R&D

  2. 情シス、人事、ISO 推進、CS 推進

  3. 経企、事業企画

  4. (もしいれば)マーケティング&セールス&サービス担当役員の役員補佐

  5. KM/CRM コンサルタント

  6. 広告会社、市場調査会社


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【補足2】 コンサル選定ガイド(私の場合)

  1. 米国ですらCRMの成功率は「たったの3割」。そのリスクの「サイズと要因」を、 Jim Dickie のように、すぐ説明できるか?

  2. そのリスク原因を回避するための方法論やロードマップを、
    • 迅速に示せるか? それとも緩慢にか?
    • 体系的かつ網羅的に示せるか? それとも 断片的または部分的にか?
      • 一般に KM/CRM には、大小様々な手法が、何百とあり、 そのうち例えば40個くらいを賢く選び、賢く組み合わせないと、 成功しません。
      • ところが、それらのうち「数個」だけをとりあげ 「万能!」と呼号する自称コンサルが、たまに出現します。 読みやすいけど薄っぺらなハウツー本を 三流出版社から出してる人もいます。 この手の「バラ色の断片野郎」 こそ、 上記 Dickie の言う「Point Solution Hell」

  3. サイエンスやエンジニアリングの正規の訓練を受けた人物か?

    • そうでない人物が、どうして自分の意見の正当性(論理性・実証性)を 担保できるのか、まずは、そこから疑うべきです。

  4. 実際の経営現場で、大小様々な経営判断を支援・代行した経験は、 何回くらいあるか? それが数百件あれば大丈夫でしょう。


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【補足3】 コンサル・コンタクト・ガイド(私の場合)

このロードマップは、それなりの一般性を 持っており、私以外のコンサルをお使いになるときにも、 けっこう活用できますが(その場合の利用法はこちら)、 それでもコンサルを私に依頼されたい場合には、次のフローを参考にしてください。

  1. あなたは、担当役員ご本人、あるいは担当役員から正規に アサインされたフルタイムの「KM/CRMプロジェクト・リーダー」ですね?

    • もし答えが「ノー」なら、まずは KM/CRM について自分の考えを、 周囲にぶつけましょう。そのときの論材として、当ロードマップ、 弊「KM/CRM1日コース」 「CRMエグゼクティブ・サマリー」がお役に立てば幸いです。

    • もし答えが「イエス」なら、まずは、そのお仕事のリスクを 確認しましょう。→2.2)へ。

  2. 次の Dickie 報告は、ご一読いただけましたか?

    この報告が示した定番的な失敗要因「Pitfall#1〜#8」はじめ、 太文字部分を、プロジェクト・ノートの表紙にでも、 書き写しましょう。後で何度も読み返したり、 人に見せたりするために、です。

    この手の「リスク」を事前に認識しておくのが、プロジェクト成功の鍵ですね。

    皆さんは今後、このリスクと、それに比例した武勲を、プロジェクトメンバーの 方々と共有することになります。

  3. 「当プロジェクトに協力いただけそうな&いただくべき方々のリスト」は、 お作りになられましたか?【補足1】  また、それらの方々との信頼関係は、大丈夫ですか?

  4. KM/CRMコンサルのご予算は、確保済でしょうか?

    • もし答えが「ノー」ならば、まずは社内ネゴを。 その材料として、当ロードマップ、 弊「KM/CRM1日コース」 「CRMエグゼクティブ・サマリー」がお役に立てば幸いです。

    • ただし当ロードマップは「ステップ毎に Modular 活用可能」という 設計思想で作られていますから、とれた予算が「小型」でも対応できます。 たとえば300万程度でも、 ステップ(1)だけとか、同(2)だけとか、 同(3)だけとか、あるいはこのうち2つや、3つを各々 簡略化の上パック化してとか、いろんなごパターンがあり得ます。 気軽にご相談ください。

  5. 当ロードマップを、お二方でレビューなさってください。

  6. 当ロードマップのうち、どのステップを私に依頼し、 どのステップを大手に依頼すべきか、ざっとお考えください。

    • 私1人で、全ステップをカバーするのは困難です。 とくにステップ(5)は1人でやってると時間がかかり ますし、異なる視点を入れた方が結果も良くなります ので、(5)を大手に依頼し、(4)(5)をクロスチェックかつ 統合して(6)を作る、というのがスマートと思います。

  7. 「本題」に入る前に、貴社様式の「機密保持同意書フォーム」( 以下、NDA)を 私にメールしてください。すぐにサインして返送します。

    • 当NDAは、 「互いにトコトン腹を割ってナマな話をする」ためにも必須と思います。

  8. しかる後に、下記「本題」につき、 私にメールをお願いいたします。

    • (もしあれば)いままでKM/CRMについてとったアクション。
      • 各々の理由。
      • その中で、成功した項目、そうでなかった項目。各々の理由。

    • これからKM/CRMについてとりたいアクション。各々の理由。

    • 腹案では、どのステップを私に、どのステップを大手にやらせたいか。

  9. 最初のお打ち合わせを、いたしましょう。これは無料です。

    • この段階で、あなたのロードマップが 色んな方々のご意見で汚れていれば、たいへんいいですね。

      その汚れたロードマップを見ながら、カスタマイズ方針を、 協議いたしましょう。つまり、どのステップを、いつ・誰が・ どのくらい重く(または軽く)やるか、省けるステップは どこか、ということです。

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Shuichi Ohta, 太田秀一 ************************************* /

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